子供の創造力向上!発想力・想像力を伸ばす方法は?

セロファンを切る女の子
教育・子育て

現代では育児にタブレットやスマートフォンが欠かせなくなっています。

タブレットやスマートフォンを通じた遊びは、それでしか体験できないさまざまな遊びがある一方で、「すでに大人の手によって完成されている遊び」という制限を伴います。

一方で、おえかきやコラージュ、ぬりえなどは、子供の自由な発想で遊ぶことができる無限大の遊びになるので、発達に良い影響を与えると言われています。

では、発想力や想像力を刺激することは、こども達にどのような良い影響を与えるのでしょうか?

今回は、こどもの想像力と知育の関係性と、おすすめのおもちゃをご紹介いたします。

こどもが自らの力で発想・想像することの重要性

子供の想像力・発想力はなぜ大切なの?
情報処理学会インタラクション2017「子どもの自由な発想を活かす遊び」で、小学校などで取り入れられている図画工作の授業は、表現や鑑賞の活動を通じて、こどもの豊かな情操を養うことを目的にしているとして、物事を豊かに、そして鋭く感じ取る目と心を育てることができると述べられています。

こどもが自らの力で発想することは、人間形成や社会性を習得することに非常に重要で、そこに大人の手でさまざまな制限を設けてしまうと、こどもの自由な発想力を阻害してしまうとも述べられています。

こどもが描く「絵」を例に説明すると、こどもは年齢に応じて大人とは違う独特な描き方で、自分のイメージを表現します。

1歳6か月〜2歳6か月頃では、「なぐり書き期」と呼ばれる時期で、絵の上にしるしを付け始めます。

2歳6か月から5歳頃になると、「象徴期」と呼ばれる時期になり、円やうずまきなどの形が多く現れて、何かの再現をすることができるようになります。

5歳から8歳になると「図式期」と呼ばれる時期になり、人形や太陽、花、木、家などの図式を描くことができるようになります。

このように、こどもが成長段階に応じた絵を描く際には、心の中のイメージから、目で見た対象の見え方を描いていくようになりますが、この際に想像力を身につけていることで、「知的コアリズム」と呼ばれる、「見えない部分までイメージを膨らまして描く」という幼児特有の描き方ができるようになります。

【参照】幼児の描画表現に関する発達的研究-想像画と観察画の比較-|幼児教育研究年報 第38巻 https://ir.lib.hiroshima-u.ac.jp/files/public/4/41548/20161116102329967656/AREC_38_85.pdf

自分のイメージを表現する方法を知っていることで、「どうすればいいかな?」と課題に取り組み、解決する力。客観的に物事を捉えることができる力などを養うことができるようになります。

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こどもの想像力を育むおすすめのおもちゃ3選

子供の想像力・発想力を育てるおすすめのおもちゃ

こどもの想像力を育むための遊びは、ぬりえやお絵かきなどだけではありません。

自由な発想を楽しむことができるおもちゃが、さまざまなメーカーから販売されているので、こどもが気に入ったおもちゃを取り入れるのもいいでしょう。

ここからは、こどもが想像力を働かせながら遊ぶことができる3つの知育玩具をご紹介いたします。

1.4M 簡単クロスステッチ

クロスステッチを楽しむ女の子

想像的で創造的なおもちゃを販売する「4M」の簡単クロスステッチは、はじめてクロスステッチに挑戦するこどもが、楽しみながら遊ぶことができるビギナー向けセットになっています。

想像力を働かせながら、好みの絵柄を手芸で表現してみましょう。

FM02749
簡単クロスステッチ
【税込価格】1,760円
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2.DJECO ポンポンパピー

ポンポンで描いた犬の絵

カラフルな知育玩具を販売する「DJECO」のポンポンパピーは、3歳から遊ぶことができる知育玩具です。

ワークシートのシールをはがして、余白に貼り付けることでワンちゃんを描くことができます。

DJ09867
ポンポンパピー
【税込価格】2,860円

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3.DJECO スクラッチアート各種

昆虫のスクラッチアート

3歳頃から遊ぶことができるDJECOのスクラッチアート各種は、付属の棒で線を描くことで、下地のカラフルな色がキレイに浮かび上がってくる知育玩具です。

恐竜や虫、鳥、人魚など、さまざまな絵柄を選ぶことができるので、好きな絵をスクラッチして描いてみましょう。

DJ09092
バグズ
【税込価格】1,100円

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まとめ

スマートフォンやタブレットなど、大人の手によって完成された遊びが多い現代だからこそ、こどもが自らの力で、どのように表現すればいいのか考えながら遊ぶことができる遊びは、こどもの発達に欠かすことができない遊びと言えます。

「どのような遊びを取り入れればいいの?」と悩んだ方は、まずは今回ご紹介した3つのおもちゃを選んでみてはいかがでしょうか。

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