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インタビュー

株式会社モーカルインターナショナルは、世界中から歴史と価値のある商材を見つけ出して、輸入販売を行っている会社です。
その中でも、モンテッソーリ教育に関する資格を保有する代表・荒木氏が卸を行う知育玩具の中には、フランス老舗玩具メーカーのDJECO(ジェコ)が代表的です。

ではどうして荒木氏が海外の知育玩具を取り扱ったビジネスをはじめるようになったのか。また、子どもにとって「良いおもちゃ」とは何なのかについて伺いました。

どうして海外のおもちゃを取り扱うようになったのか教えてください。

私はもともと輸入販売会社に勤務し、海外出張をたくさん経験しました。
カラフルでデザイン性とんだ日本にはないスポーツ用品をたくさん扱ったことで色彩やデザインにはとても敏感になりました。
そして材木関係の仕事で訪れた国のひとつ、エストニアで木材仕事のかたわらに小さな工房で作られた手作りの木のおもちゃに触れる機会があったことが、現在こうして木の知育玩具を取り扱うきっかけになっています。

知育玩具を取り扱った会社をスタートさせたのが、今から24年ほど前。
「子どもが本当に求めているおもちゃって何だろう?」と、難しいと感じながら常に考えています。

子どもっておもしろいですよ。おもちゃひとつで無限大の遊び方ができる。
海外のおもちゃはシンプルな構造になっているのが特徴的で、子どもの五感を刺激できるのではないか?
そう思って海外のおもちゃにスポットライトを当てました。

海外のおもちゃのどんなところが子どもにとって良いと思いますか?

おもちゃはビジネスのためではなく、子どもの健全な発達のためにあるものなんですよ。
実際に子どもって、おもちゃひとつに多くの機能を求めているのではなくて、たくさんの機能・遊び方があることで、そのおもちゃの“狙い”を理解できなくなってしまう。
そうなると、そのおもちゃが持つ本来の用途で遊べなくなってしまう。最終的におもちゃを投げたりしてね。

子どもはひとつことにフォーカスしています。
だからこそ、シンプルで簡単に、それでいて工夫次第で無限大に遊べるおもちゃが必要なんですね。
海外のおもちゃは、作りやデザインが非常にシンプルで、手に取る子どもひとりひとりのアイデアで、無限大の遊び方ができる点が、海外のおもちゃだからこそのメリットですね。

子どものおもちゃには何が必要だと思いますか?

私がおもちゃビジネスを始めてから出会った方に、「おもちゃって何のためにあるんでしょうか」と問われたことが、私がおもちゃをビジネスのためではなくて、子どもの成長のために必要なものだと気づかせてくれました。
このことがきっかけで、私はモンテッソーリ教育に関する資格を取得して、子どもの成長について学びながら、何が子どもにとって良いおもちゃなのかと常に考えています。

モンテッソーリ教育を取り入れる保育園などを見学させていただいたことがあるんですが、様子を見るとすごいですよ。
子どもたちを見て見ると、子どもが叫んだり、おもちゃを投げたり、誰かにかみついたり、一切しないんですね。
子どもたちは五感をつかって、「どうしたらいいだろう」「こうしてみようか」と試行錯誤して遊んでいます。

モンテッソーリ教育を、知っていると知らないのとでは、子どもに与えるおもちゃから、おもちゃを遊ぶ環境づくりまで、全く違ってきます。

最後に、これからどのような海外の知育玩具を子どもたちに届けていきたいと考えますか?

子どもたちの健全な発育に役立てる“本物のおもちゃ”を届けたいです。
本物に触れるのって大切で、大きな経験になります。DJECOをはじめ、海外の知育玩具は、色やかたちなどのデザイン面で固定概念が決められていないので、おもちゃを与えられた子どもひとりひとりに応じて、幅広い遊び方ができます。

「このおもちゃでなければできない体験ができるおもちゃ」

…難しいですが、そんな本物を届けられるように頑張っていきたいですね。

[2022.9.7 ライター江藤]