ネット情報って正しい?子育てに関する情報の見つけ方
はじめての育児の場合、わからないことだらけで多くのお母さんやお父さんが、インターネットを利用して調べる機会が多いのではないでしょうか。
スマートフォン1台でいろんなことを調べることができる現代だからこそ、多くの方が「多すぎる情報」に頭を悩ませています。
今回は、育児に関する多すぎる情報のなかで、どのような情報を参考にすればいいのかについて解説していきます。
約5割のお母さんが育児に関する情報をSNSで集めている
株式会社ベビーカレンダーが907名のお母さんやお父さんを対象に行った調査によると、全体の約5割の方がインターネットを利用して情報を集めているという結果が出ました。
「妊娠・出産・子育てサイト」が65.6%、「妊娠・出産・子育てアプリ」が63.7%、「SNS」が47.2%となっており、積極的に活用されているのが分かります。
これらインターネット上の情報で集めるのは、ほとんどが「子どもの成長速度や健康上の不安について」「子育て関連グッズやサービスの口コミ」「離乳食レシピ」となっています。
スマホを使えば、家事や育児・仕事の隙間時間に情報を得られるので、「手軽だから」という理由でインターネットを活用されている方が多いようですね。
一方で、「正しい情報がわからない」ことも多い
誰もが情報を得られる時代になったのは良いことですが、一方で誰もが情報を発信できるようになりました。
特にTwitterやInstagramなどのSNSからの情報は、個人の主観が強いものがあります。
そのため、はじめての育児をされているお母さんやお父さんは入り乱れた情報が正しいかどうかの判断がつかないことがあると思います。
育児に関しては、その子の個性を尊重するためにもあくまで参考程度に収めることが大切です。
「試してみようかな?」「ダメだったら仕方がないか」というくらい、軽い気持ちで参考にするようにしましょう。
「うちの子はうちの子」という考えを一番大切にすることが重要です。
専門的な立場の人の情報を参考にしてみよう
育児に関する情報は、時に子どもの健康や命に影響することがあります。
実際にあった事例をあげると、「赤ちゃんの首に取り付ける浮き輪を使用すれば、入浴中に赤ちゃんから目を離せるからゆっくりお風呂に入れる」という情報がありました。
しかし、浮き輪が外れてしまう事故が多発しており、消費者庁が使用に関して気をつけるように注意を呼びかけるまでになりました。
正確な情報を手に入れることができれば、子どもの健康や命を守ることにも繫がります。
具体的には、「専門的な立場」の方が発信する情報を参考にするのが、最もわかりやすい方法です。
例えば、医師や助産師、保育士など、子どもの安全と健康に携わる方々が発信・監修を務める記事であれば、インターネット上のなかでも信頼できる情報と言えるのではないでしょうか。
また、その情報に対して、さまざまな方の意見も確認して、ひとつの情報として認識すると、考え方の幅が広がります。
まとめ
現代のお母さんやお父さんが子どもだった頃の育児に関する情報は、本や雑誌、または親や親戚・友だちから直接情報を手に入れる必要がありました。
このことを考えると、スマホ1台いつでも、どこでも手軽の情報を手に入れられるようになったことは、とても良いことだと思います。
しかし一方で多すぎる情報のなかから、お母さんやお父さんが、我が子の健康と安全を守る正確な情報を見つける必要があります。
情報を参考にするときは、医師や助産師、保育士など、子どもの安全と健康に携わる方が発信・監修した情報を参考にしたほうが良いでしょう。
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