表現力を育む方法は? “表現する機会”を作れる知育おもちゃ

教育・子育て

子どもの表現力は、感じていること、思ったことを伝えるのに欠かせない能力です。

この表現力を育むためには、周囲の大人やお友達との関わりが欠かせません。

遊びを通じて、喜びや悲しみなどの感情を学ぶことで表現力を育むことができますが、これらの感情が不足してしまうと、こどもは自分の感情を表現する術を知らずに育ってしまいます。

表現することができなければ、自分のなかにマイナスの感情を押し込めてしまう原因になってしまうので、表現力は知育において欠かせない非常に重要な「生きる力」と言えるでしょう。

今回は、この表現力を育む方法について解説していきます。

“10の姿”における「豊かな感性と表現」

こどもの表現力を育む方法
“10の姿”とは、2017年に幼稚園教育要領、保育所保育指針、幼保連携型認定こども園教育・保育要領が改訂された際につくられたもので、2018年4月より施行されています。

“10の姿”では、小学校入学時の卒園時点で、育ちつつあるこどもの姿を10個の具体的な視点で捉えて明確化したものです。

  1. 健康な心と体
  2. 自立心
  3. 協同性
  4. 道徳性・規範意識の芽生え
  5. 社会生活と関わり
  6. 思考力の芽生え
  7. 自然との関わり・生命尊重
  8. 量・図形、文字等への関心・感覚
  9. 言葉による伝え合い
  10. 豊かな感性と表現

そのなかでも、10個目「豊かな感性と表現」では、子どもが持つ、自らものごとの不思議さ、おもしろさなどに気づき、驚いたり疑問をもったりする「みずみずしい感性」と、自分なりの表現を楽しめることを示しています。

みずみずしい感性のためには、生活のなかで美しいものや心を動かすできごとに触れて、自分の考えや思いを膨らませて、さまざまな表現を楽しみながら考える機会が必要です。

季節の生き物、音楽、歌、言葉、からだの動き、絵、立体など、子どもの感性をくすぐって表現へ導くきっかけは、日常生活のなかに多く存在しています。

子どもが表現したことに大人は共感したり、どんな風に感じたのか尋ねたりしてみましょう。

また、色や素材など、さまざまな材料を用いて表現できる機会を設けることも重要です。

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表現力がアップ!おすすめの知育玩具3選

こどもの表現力を育むおすすめ知育玩具

子どもが表現できる機会を作るためには、さまざまなおもちゃを活用すると便利です。

おうちでも、おでかけ先でも持って行けるコンパクトなおもちゃなら、いつでも、どこでもこどもが表現することができます。

ここからがフランスの知育玩具メーカー「DJECO」の、表現する機会を作れるおすすめ知育玩具を3つご紹介いたします。

1.DJECO アサノートブック

ヒョウと植物がデザインされたノートブックです。

表紙や各ページにちりばめられたイラストがアクセントになっており、絵や文章・文字を描いて表現することができます。

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2.DJECO マーカー/ジェルペン

絵や文章・文字を表現するとき、「色」があるとより表現の幅が広がります。

DJECOのマーカー/ジェルペンは、なめらかな書き心地で、鮮明な色が特徴。

収納や持ち歩きに便利なペンセットになっているので、どこでも表現することができます。

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3.DJECO ライティングセットルシル

文字の読み書きができるようになったお姉ちゃん・お兄ちゃんは、お手紙で気持ちを伝えることができるようになります。

何を感じて、何を思ったのか、いつ、どこで、誰と、何をしたのかなど、相手に伝えたい気持ちをアシストしてくれるかわいらしい猫が描かれた、カード10枚・封筒10枚のミニレターセットです。

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まとめ

こどもが感じたこと、思ったことを表現できる場を設けることで、こどもの表現力を育むことができます。

知育では、表現力は見落とされやすいですが、こどもが自分自身を表現する力を育むことで、「生きる力」を育てることができるようになります。

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