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【どんなふうに接したらいい?】子どもと一緒に遊ぶときに心がけたい2つのポイント

教育・子育て

「子どもは遊ぶことが仕事」と古くから言われてきましたが、全くその通りです。

子どもはたくさん遊ぶことで成長していきます。

このことを大人は十分理解しているからこそ、「子どもとの遊びで大人ができることって何だろう?」と考えるお母さんやお父さんも多いのではないでしょうか。

今回は、子どもとの遊びで大人ができる2つのこととして、「子どもをよく見ること」「環境を整えること」について解説していきます。

子どもとの遊びを通じて大人ができる2つのこと

やってみたいという気持ちや、楽しいという気持ち、何度も繰り返して成功できるまで頑張る心、やりきったことへの満足・達成感など。

子どもは遊ぶことで、手と頭と心を動かして成長していきます。

越谷保育専門学校の高木真理子氏が実施したアンケート調査によると、多くの保護者の方が子どもとの生活を楽しんでいることがわかっています。

また一緒に絵本を読むことや、習い事、家を行き来するお友達の存在がある子は、遊びのレパートリーも多いこともわかっています。

では、具体的に親は子どもとの遊びを通じてどのようなことをしてあげられるのでしょうか?

1.よく子どもを見る

ここで言う子どもをよく見るとは、子どもがケガをしないようによく見ておきなさいということではなく、「子どもがどんな遊びをしたがっているのかよく見る」ということです。

子どもが遊んでいる様子をよく見てみると、今何ができるのか、そして次に何をしたいのかが見えてきます。

よく子どもを見ることで、例えば机の上でつみき遊びをするときに滑らないよう、滑り止めのマットを用意しておくこともできます。

次の遊びに発展しそうであれば、おもちゃを収納する箱や、おもちゃを広げる、あるいは片付ける場所を事前に準備することができます。

滑り止めマットの用意や、収納箱・収納場所の用意は、小さな子どもにはなかなか準備できないことなので、大人がサポートしてあげましょう。

このように、子どもをよく見ることで次の項目で解説する「環境を整える」へ準備することができるようになります。

2.環境を整える

子どもが遊ぶときに大切なのが、子ども自身が自由に遊べる環境を大人が整えてあげることです。

例えば、高いところにおもちゃが収納されていたとしたら、そのおもちゃは大人の手を借りなければ子どもは手にして遊ぶことができません。

子どもが自分でおもちゃを取って遊べるように、子どもの手が届くところにおもちゃを収納するようにして大人が環境を整えてあげることが大切です。

また、大人はついつい「こうしたほうがいいよ」と子どもにアドバイスしてしまいますが、子どもが自分からおもちゃで遊んで、自分でどうすればいいのかを考えて、自分でできる。

この道筋を大人は手や口を出してアドバイスするのではなく、環境を整えて導いてあげましょう。

まとめ

子どもは遊びを通じてたくさん学び、そして成長していきます。

大人ができることは、大人が思う「上手な遊び」ができるようにアドバイスしたり、さまざまなおもちゃを買い与えたりすることではありません。

大人ができることは、「子どもをよく見ること」「環境を整えること」の2つです。

子どもが自分で考えて、動いて遊ぶということが大切なので、大人は子どもが自分で遊べるようにサポートすることを意識してみましょう。

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