【早期教育】お受験準備!0歳のおもちゃからはじめる遊びと学び
「かしこい子に育てたい」「小学校受験を考えている」というお母さん・お父さんにおすすめなのが、知育玩具を0歳のうちから子どもの身近にそろえてあげることです。
その理由は、いきなりテキストを使った学習を始めると、どうしても子どもは学ぶことに抵抗を感じてしまうからです。
遊びを通じて学ぶことで楽しみながら学ぶことができるので、学ぶことに対する抵抗を減らすことができるようになります。
また、本格的なお受験対策を始める時期や、肝心の小学校入試の内容についても気になっているという方が多いのではないでしょうか?
そこで今回はお受験ママ必見の0歳から取り入れたい知育玩具の始め方や、本格的なお受験対策を始める時期、小学校入試の内容について解説していきます。
0歳の知育玩具の選び方
1歳や2歳の子どもと比べて、特に低月齢の子どもはまだおもちゃで遊ぶイメージがないお母さん・お父さんが多いと思います。
しかし子どもの発達度合いに応じてできることが増えるので、少しずつ遊べるおもちゃを増やしていくことをおすすめします。
ここからは0歳から始める知育玩具と学びの関係と、知育玩具の選び方について解説していきます。
知育玩具と学びの関係
積み木やトランプなどの知育玩具は、子どもが遊びながら数や空間に対する認識力を高めることができるという効果があります。
例えば空間認知能力は、物の形状や位置、お互いの位置関係を三次元的に考えることができる能力のことで、つみきやブロックなどで培うことができると言われています。
空間認知能力を高めることで数学の能力を高めることができると言われており、特に幼児期はどれだけ空間的な感覚を得ることができたかが今後の学習に大きく影響します。
子どもは遊ぶことが大好きです。
大人でもいきなり「この問題を解きなさい」と言われると抵抗を感じますが、「好きなことをしながら学ぶ」ことに対しては、前向きな姿勢で取り組むことができます。
このように学ぶ力を自然と楽しみながら培うために、0歳から知育玩具を身近にそろえてあげることが大切です。
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知育玩具って何?選ぶときに気を付けたい3つのポイント | おもちゃの学校 おもちゃを通じて子供の教育を考える (toyschool.net)
0歳にはどんな知育玩具がおすすめ?
知育玩具は、子どもの月齢や年齢ごとの脳の発達に応じて身につく思考力や協調性、コミュニケーション能力を、遊びを通じて育むことができます。
また好奇心などの心の発達もサポートしてくれるので、何事にも前向きに挑戦できる子どもに育つと言われています。
0歳の知育玩具選びでは、メーカーが推奨する月齢を目安に選ぶことも大切ですが、以下のポイントを意識してみましょう。
- 男女問わずに遊べるもの
- 子どもの成長度合いに応じて選ぶ
- 安全性に配慮したおもちゃを選ぶ
特に0歳は何でも口に入れてしまう時期なので、安全性に配慮したおもちゃを選ぶことは必須です。
「STマーク」や「CEマーク」が記載されているかどうかも意識しながら、知育玩具を選んでみましょう。
知育玩具を取り入れるポイントは?
0歳の子どもは、子どもの成長過程のなかで最も大きく成長する時期です。
そのため、子どもの成長度合いや生活リズム、機嫌に合わせて、知育玩具を取り入れるタイミングや遊ぶ時間を決めるようにしましょう。
ここからは、はじめて知育玩具を取り入れるときの4つのポイントをご紹介いたします。
1.子どもの成長度合いに応じておもちゃを選ぶ
0歳は月齢ごとの発達過程が著しい年齢なので、前述したように子どもの成長度合いに応じた知育玩具を選ぶようにしましょう。
特に生後3〜6か月になると、首が据わり、自分で寝返りが打てるようになります。
おもちゃを自分の手でつかむことができるようになるので、知育玩具を取り入れる良いタイミングです。
まだ上手ににぎることができないので、あまり重たくないおもちゃで、握りやすい形状のおもちゃを選ぶようにしてみましょう。
生後6か月以降になると、これまでよりも上手におもちゃで遊べるようになるだけではなく、お座りやハイハイができるようになるので、より行動範囲が広がります。
6か月までの赤ちゃんと比べると、選ぶことができる知育玩具の幅もぐっと広がるので、「どのおもちゃを選ぼうかな?」と悩んだら、メーカーが推奨する月齢を目安に選んでみましょう。
2.生活リズムが整ったら知育玩具を取り入れる
月齢によって生活リズムが異なりますが、3か月を経過すると日中に起きて夜に眠るという生活リズムができはじめます。
生後3か月頃になると、昼間に2〜3回昼寝をして、夜にまとめて眠れるようになる子も多いですが、個人差があるので夜中に何度か起きる子もいます。
ひとりひとり生活リズムが異なるので、授乳やお昼寝のタイミングが固定されてきたら、少しずつ知育玩具を取り入れていきましょう。
3.まずは短い時間から知育玩具と遊ぶ時間を作る
生後間もない赤ちゃんは、視力や聴力の発達がまだまだ未熟です。
そのため、お母さんやお父さんと遊んでいても「あまり反応してくれないな」と感じることも多いと思います。
赤ちゃんの集中力は、1歳や2歳の子どもよりも短いので、30分以上遊び続けるのは難しいと言われています。
そのため長い時間おもちゃで遊ぶと疲れてしまうので、最初は10分、次は15分というように遊ぶ時間を少しずつ伸ばしていきましょう。
4.子どもの機嫌が良いときに遊ぶようにする
最後に0歳の子どもは1歳、2歳の子どもと比べて、まだまだ言葉で親に自分の状態やしてほしいことを伝えることができません。
そのため、子どもの機嫌が悪いときはおもちゃで遊ぶのを避けて、機嫌の良いときにおもちゃで遊ぶ時間を作るようにしましょう。
0歳から本格的なお受験勉強はできるの?
ここまで0歳から知育玩具を取り入れたお受験に備えた環境つくりについてご紹介してきましたが、そもそも0歳で本格的なお受験対策はできるのでしょうか?
0歳はまだ自分で身の回りのこともできない時期で、1歳や2歳のようにお話することもできません。
ここからは、0歳という時期におすすめするお受験対策と、本格的なお受験対策を始める時期、小学校受験の内容についてご紹介します。
まずは親子でふれあう時間を多く作ることが大切
0歳からお受験を見据えて、生後間もないうちから教育を受けさせようとする方が稀にいらっしゃいます。
大量に暗記練習をさせたり、知育DVDを早い内から長時間見せてしまうケースが多いですが、これは逆効果になってしまいます。
0〜1歳の子どもは、さまざまな関わりを通して脳に刺激を与えることが大切です。
さまざまな関わりとは、例えばお母さんやお父さんとお散歩をする、ボールで遊ぶ、お話をする、絵本の読み聞かせをするなど、日常の中でできることで十分です。
0歳からお受験を見据えて何かできることはないかな?と思ったら、知育玩具を通じて子どもとふれあう時間を作るようにしてみましょう。
本格的なお受験勉強は3〜5歳頃にスタートする
ある幼児教室が行った調査によると、小学校受験対策を始めたタイミングで最も多かったのは年中・年長で41%、次いで年少・年中で36%でした。
0歳からお受験対策を始めた方はわずか2%と少ないことから、0歳のうちから本格的なお受験対策は必要ないことがわかります。
特に年中さんの秋頃に準備を始める方が多い理由として、この時期はちょうど入試の1年前になるので、学習する時間や家庭で準備する期間として最も良いタイミングと言えます。
また小学校受験で合格するとゴールにたどり着いたと思う方が多いですが、合格はあくまでスタート地点に立ったということ。
これから中学、高校、大学と続く学校生活の起点として、余力をもって受験を迎えることをおすすめします。
繰り返しになりますが、子どもが勉強に対して抵抗や苦手意識を持たないように、おもちゃや遊びを通じて楽しく学べることが理想的です。
お受験はペーパーテストだけじゃない
- ペーパー試験
- 口頭試問
- 運動
- 行動観察
- 指示行動
- 巧緻性
- お話の記憶
- 絵の記憶 など
多くの私立小学校では、入試試験として上記の試験を実施します。
ペーパーテストでは、「幼稚園や保育園に通う年長さんはまだ文字が読めない」ということを前提に試験が実施されるので、問題は先生が読みます。
そのため、問題を聞き取る力が必要になる他に、長いお話をよく聞いて問題に答える、ひとつ、もしくは複数の絵を記憶して、違うところや描いてある場所を問う試験など、記憶力と集中力が重視される問題もあります。
しかし東京学芸大学付属竹早や、お茶の水女子大学付属小などはノンペーパーテストなので、プリントによる試験が実施されません。
また、子どもの月齢を考慮してペーパーテストを実施する学校もあります。
ノンペーパーテストの学校では、行動観察や運動、先生の指示を聞けるかどうかなどが重視されるので、まんべんなく学んでおく必要があります。
まとめ
本格的なお受験対策を始める時期については、各家庭で異なりますが、一般的には3歳頃からスタートすることが多いようです。
『0歳からお受験!?』と思われがちですが、色鮮やかで触り心地のよいおもちゃに触れ、小さいうちから知育玩具で遊んでいると
スムーズに受験勉強へシフトできるのではないでしょうか。
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