紐通しやビーズ遊びで指先を使うことのメリット

ハートをつかむ子どもの手
教育・子育て

指は「第2の脳」と呼ばれるほど、指を動かすことで脳を刺激して、さまざまな分野に良い影響を与えることがわかっています。

指先を使うおもちゃでは、ビーズや紐通しなどが代表的ですが、なぜ指先を使う遊びはこどもの脳に良い影響を与えるのでしょうか?

今回は、海外の2つの論文から指先を使った遊びを取り入れるメリットと、指先を使った遊びができるおすすめのおもちゃを3つご紹介いたします。

こどもが指先を使って遊ぶことの2つのメリット

赤ちゃんの手

こどもが指先を使って遊ぶことは、「なんとなく良い影響があるのでは?」と考えている方が多いと思います。

先に結論を言うと、その通り。こどもが指先を使って遊ぶことで、知育において育てたいさまざまな分野で機能が向上することがわかっています。

ここからは、海外の2つの論文からなぜ指先遊びが知育に良い影響を与えるのかについて解説していきます。

1.数値能力(計算)の向上

シェフィールド・ハラム大学の論文によると、指先遊びと数学ゲームの両方を行うことで、カウントや区分け、並び替えなどの「定量的スキル」が向上するとのことです。

脳の中で手と口は、感覚や運動を司る領域の面積が多く、指先遊びは指の感覚を向上させて、数学ゲームでは大小比較スキルの向上が期待できます。

それぞれ個別でのトレーニングでは、定量的スキルの影響は期待できませんが、両方のトレーニングによって定量的スキルに良い影響を与えて、特に数値能力(計算)の向上が期待できることが分かっています。

2.認知能力や創造性などの向上

ニューヨーク大学の論文では、貧乏ゆすりのような何かを手を動かして行う「フィジットウィジット」と呼ばれる行動を行うことで、以下の4つが向上することが分かったと発表しています。

  1. 認知機能
  2. 創造性
  3. 集中力
  4. 精神安定

この論文は指先遊びとはすこし趣旨がずれるので参考程度に読んでいただければと思いますが、フィジットウィジットを行うことで、認知機能や創造性が高まることも期待できます。

【おすすめ記事】
4歳の子どもにおすすめ!アクセサリーキットで遊ぼう おもちゃの学校 | おもちゃを通じて子供の教育を考える (toyschool.net)

指先を使って遊べるおすすめの知育玩具3選

指先を使って遊べるおすすめの知育玩具

指先を使って遊べるおもちゃは、さまざまメーカーから多数販売されていますが、「どのおもちゃがいいのかわからない…」とお悩みの方は多いのではないでしょうか?

ここからは、指先を使って遊ぶことができるおすすめのおもちゃを3つご紹介いたします。

1.ClassicWORLD 紐通しおもちゃ

親子で楽しむひも通し

ベルギーのおもちゃ会社「ClassicWORLD」は、こども達が質の高い木製玩具で遊べるように、世界35か国でおもちゃの販売を行っています。

ClassicWORLDの紐通しおもちゃは、1歳6か月頃から遊ぶことができ、指先を使って動物やくるま、さかななどのかわいらしいビーズを、紐に通して遊ぶことができるおもちゃです。

紐通しは、ただ単にビーズを紐に通すだけではなく、順序やパターンなどの一定の法則を理解する力を育みます。

CL53801
ブロック ビーズ

詳細はこちら


2.メリッサ&ダグ レーシングシュー

靴ひもを縛るおもちゃ

「メリッサ&ダグ」のおもちゃは、世界80か国で販売されており、素晴らしい価値、品質、デザインのおもちゃをこども達に届けることを信念にしているおもちゃメーカーです。

メリッサ&ダグのレーシングシューは、2歳から遊ぶことができる木製の紐通しができるおもちゃで、大きな穴が空いたスニーカーの形をしています。

紐の通し方や、さまざまな紐の通し方ができることを学ぶことができるおもちゃです。

MD3018
レーシング シュー

詳細はこちら


3.DJECO ウッデンビーズ

穴にひもを通す木のおもちゃ

フランスのおもちゃメーカー「DJECO」は、デザイン性が優れたカラフルなおもちゃを取り扱っているおもちゃメーカーです。

DJECOのウッデンビーズは、指先を上手に動かせるようになってきた4歳のおにいちゃん・おねえちゃんにおすすめのおもちゃで、動物や植物をモチーフにしたカラフルな紐通しになっています。

DJ06167
ビーズ ナチュレ

詳細はこちら


まとめ

指先は「第2の脳」。指先を使うことで、脳に良い刺激を与えて、さまざまな分野の発達を促すことができるようになります。

指先を使うことができるおもちゃは、さまざまなメーカーから販売されていますが、特におすすめのおもちゃは今回ご紹介した3つのおもちゃです。

「どのおもちゃにしようかな?」と悩んだら、ぜひ参考にしてみてくださいね。

関連記事一覧