【玩具レビュー】〜子どもとアート体験〜DJECOのお絵かきキットで名画の世界に触れてみよう

2023.08.17

玩具レビュー

こんにちは！モーカルスタッフのEです。

私は子どもの頃に絵画教室に通っていたのですが、その頃にたくさん触れさせてもらったアート体験が大人になった今でも「楽しかったな！」と思い出に残っています。

子どもの描いた絵を見ていると、ひとりひとり個性が見えてきますよね。

色とりどりの色彩、好きな生き物や食べ物、大好きな人など、自分の好きなものを、好きな色で描いてくれるので素晴らしいなと感じます。

そんなアート体験をステップアップしたものを体験してもらいたくて、今回は8歳（小学2年生）と5歳（年中さん）の息子たちにDJECOのおえかきキットで遊んでもらいました♪

集中して自由な色を塗って楽しんでくれただけではなく、子どもから大人まで楽しめるおえかきキットになっているので、私も楽しかったです。

今回は息子たちとDJECOのおえかきキットで遊んだ様子をお伝えしていきます！

5歳・8歳の子どもたちとアート体験をしてみました！

こちらがDJECOのおえかきキットです。

フランスのおもちゃブランドDJECO(ジェコ)が展開する、「Inspired by」というシリーズ。DJECOのイラストレーターが有名な絵画にインスパイアされてデザインしたもので、お絵描きしていくと名画が再現できる！というアート制作キットになっています。

今回は、スイス出身の画家で、ドイツ美術学校バウハウスで指導にもあたった巨匠パウル・クレーの名画を再現できる「Inspired by デザート」というキットに挑戦してみました！

デザートというと、まさに「砂漠」。パウル・クレーの絵画をモチーフにしたイラストを、パステルと水を使って完成させていくと、まるで砂漠のような画風の作品ができあがるようです♪さらに、彼の作品の特徴でもある、パッチワークやつぎはぎにしたような不思議なデザインで、まるで本当に名画を再現できたかのような完成度にもできるそう！

早速、息子たちと一緒にキットを確認♪

4枚の厚い台紙に、12色のクレヨン、仕上げ用の筆、説明書が付属しています。

台紙にはすでにパウル・クレーの名画のようなデザインの下絵が描かれていて、そこに色を入れていくようになっています。

本物の芸術に触れながら、子どもの芸術的センスをみがくことができるようになっています。

パッケージの裏や説明書に遊び方が記載されていますが、日本語ではありません。

でも、イラストを交えて説明してくれているのでなんとなく遊び方がわかりますね。

どうやら、最初に付属のクレヨンで色を塗って、最後に水でぬらした筆で色をなじませて整えていくようです。

自由にアートを描こう♪

息子たちはものを口に入れなくなった2歳頃からクレヨンでおえかきをしてきたので、なれた様子で早速自由な色のクレヨンを使って色塗りをしていました♪

長男は慎重に色を塗っていて、本物のひょうを再現したいようです。

こちらは次男。

「チンチラとミーアキャットの両方を塗りたい！」というので、まずはチンチラを塗って、次にミーアキャットを塗っていくようです。

2人に「何か気をつけて遊んでいることがあったら教えてくれる？」と聞いてみると、「ちょっとずつ塗ったらはみ出さないよ」と教えてくれました。

子どもは一度集中すると、驚くくらい真剣に取り組んでくれますよね。

2人とも1時間ほど集中しておえかきしていました♪

長男は見本通りにやりたい派だったので、パッケージを見ながら色を塗っていました。

仕上げにぬらした筆で色をなじませていきます。

色をなじませることで、クレヨンで塗っているときにどうしてもできてしまう白いところをキレイに塗ることができました♡

筆を使っているときに気付いたのですが、あまり筆をぬらさずに、キッチンペーパーやハンカチなどをしっかり水でぬらして、そこに水分を含ませるようにしたほうがちょうど良い水分量で仕上げられます。

キッチンペーパーやハンカチにしっかり水を含ませるので、周囲が濡れないようにお皿の上にペーパーなどを置いておくといいと思います。

次男は自由に色を塗りたい派なので、ダイナミックに色を塗っています。

この時点で個性が表れていて、完成が待ち遠しいですね♡

こちらは、完成した長男のひょう。

仕上げたところは、水分量やまわりの色との混じり具合で絶妙な色を表現することができています。

これは絵の具や色鉛筆などでは表現できない、このときだけの色ですね！

こちらは次男が塗ったミーヤキャットです。

ダイナミックな色使いと仕上げ方が、次男の個性を引き立てているように感じます。

次男ははじめて筆を使ったのですが、お兄ちゃんが使っているのを見て上手に仕上げていました。

筆を水に含ませるときや、筆で色をなじませるのがひとりでは難しかったようなので、「も少し筆をぬらしてあげるといいかも」というようにアドバイスをしたら上手にできましたよ！

パウル・クレーの名画は子どもたが「ステキ！」と感じるデザインだったのか、「またやってみたい！」と言ってくれました。

体験した感想

今回、DJECOのおえかきキットを体験してみて、クレヨンや筆などでお絵描きをしたことのあるお子さまなら、すんなりと取り組んでもらえるのではないかな、と感じました！

クレヨン(パステル)で描いたあとに、水で伸ばして雰囲気をだす、なんて手法ははじめてだったので、息子たちも、見守っていた私も、とってもおもしろくて良い体験になりました。

画家パウル・クレーのことや名画の特徴など、息子たちにはまだまだ少し難しくて理解しにくい部分かな～なんて思っていました。でも、「つぎはぎ風のデザインでこんな雰囲気になるんだ！」「いろんな茶色を合わせていくだけで砂漠っぽい感じになるね！」など、実際に自分たちで描いてみることで、その特徴を自分で体験でき、感想をお話してくれました♪見るだけではなく、まさに自分で体験して得た芸術！これからお絵描きや図工を経験していく中で、今回の体験が少しでも役に立てればいいな、と思います。

DJECOの「Inspired by」シリーズは他にもたくさんあって、今回とは違う画家の作品の再現もできます。作風がガラリと変わり、その違いを楽しむのもまた素敵なアート体験になりますよね♪

その違いや楽しみ方を息子たちと体験すべく、次回、DJECOの「Inspired by」シリーズの、別のおえかきキットを体験したレビューをお伝えしていこうと思っています！