子どものスマホはいつから持たせる?知っておきたい3つの便利機能

小学生になると親の手を離れて、お友達とぐんぐん活動範囲を広げる子どもたちの安全を守るために、子ども用携帯電話やGPSを持たせている方が多いのではないでしょうか?
しかしこれらは機能が制限されるのがデメリットになるので、自由度の高い〝スマホ〟の利用を検討しているご家庭も多いと思います。
そこで今回は、統計から見る子どもにスマホをいつから持たせるか?スマホを持たせるときの便利機能を3つ紹介します。
小学生になると親の手を離れて、お友達とぐんぐん活動範囲を広げる子どもたちの安全を守るために、子ども用携帯電話やGPSを持たせている方が多いのではないでしょうか?
しかしこれらは機能が制限されるのがデメリットになるので、自由度の高い〝スマホ〟の利用を検討しているご家庭も多いと思います。
そこで今回は、統計から見る子どもにスマホをいつから持たせるか?スマホを持たせるときの便利機能を3つ紹介します。
子どものスマホデビューはいつから?時期よりも大切な事前準備とは

こども家庭庁の令和5年度 青少年のインターネット利用環境実際調査によると、6〜9歳の低学年の小学生のうち約90%あまりが日常的にインターネットを利用しており、〝自分専用の機器を使っている〟と回答したのは71.1%と最多でした。
契約していないスマートフォンを自宅のWi-Fi環境下や、もともとインストールされているゲームアプリで遊ぶなどしているケースや、保護者のスマートフォンを利用しているケースも多いですが、自分専用のスマートフォンを所有している子どもが多いのがわかります。
年齢で見ると、小学校高学年になる10歳頃には既に自分専用のスマホを持っている子どもが多いですが、習い事や親の就業状況の都合に応じて、低学年の頃から既にスマホを所有している子どもも居ます。
このような調査結果を参考に、「うちもそろそろ子どもにスマホを持たせようかな?」と考えている方が多いのではないでしょうか?
重要なのが、スマホをいつから持たせるのかではなく、どのようにしてスマホから有害な情報を子どもに与えないかです。
そこでここからは、子どもにスマホを与えるときに知っておきたい3つの便利機能を紹介していきます。
1.フィルタリング機能を活用しよう
フィルタリング機能とは、検索エンジンや電話、SNSなど子どもにとって有害になる情報を自動で遮断してくれるツールのことです。
iOSやAndroidの端末で設定できるものから、SIMカードの契約先がスマホを利用する子どもの年齢に応じて契約を必須としているケースがあります。
例えば楽天モバイルでは、18歳未満の子どものスマホとして契約する場合には〝あんしんコントロールbyiフィルター〟の契約が必須。
子どもの年齢にあわせたフィルタリング機能や、利用時時間の制限など自由度の高いカスタマイズが特徴のサービスです。
2.iOSなら〝スクリーンタイム〟で制限可能
iOS(iPhone)であれば、本体側の「スクリーンタイム」からペアレントコントロールを利用できます。
特定のアプリや機能を使えなくしたり、使用制限を設けたりすることができ、コンテンツの購入やダウンロードなども制限可能。
専用のフィルタリングアプリをインストールしなくても、本体に備わっている機能で設定できる手軽さが魅力ですね。
【参照】お子様のiPhoneやiPadでペアレントコントロールを使う|Apple
3.〝ファミリー共有〟もお忘れなく
先ほど紹介したiOSが備える機能には、〝ファミリー共有〟というものもあります。
ファミリー共有はひとつのグループを作成して、そこにお父さんやお母さん、子どものアカウントを入れて、お互いの位置情報やスマホの残容量、アプリのインストールの承認など幅広いことを共有し合うことができます。
特に位置情報の共有は、親子でしっかりと把握しておきたいものです。
いつでも、どこでも気になったときに子どものリアルタイムな位置情報を正確に知ることができ、子どもの居場所までの経路案内もしてくれるので大変便利です。
まとめ
子どもにスマホを持たせたいけれど、いつから持たすのが適切なのか判断に悩む方が多いと思います。
スマホは便利な一方で、有害な情報にも簡単に辿りついてしまうというデメリットがあるので、しっかりと管理できる便利機能についても知識を広げておきましょう。
子どものスマホの利用時間や条件など〝お約束〟を決めておくことも大切です。
スマホは便利で、ときには子どもを見守り安全を守るのにも役立つのでしっかりと検討しましょう。